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井伊直弼像


開国の英雄井伊直弼は、彦根藩第11代藩主直中の子(14男)として生まれたが、5歳にして母と、17歳にして父と死別し、僅か300俵の捨扶持で17歳から32歳までの青年時代を埋木舎で過ごしもっぱら心身の修練につとめた。ところが思いがけなく嘉永3年(1850)36歳のとき、彦根藩主となり安政5年(1858)大老職となった。時に44歳。嘉永6年6月アメリカのペリーが日本を訪れて開国をせまり、以来鎖国か開国かと国内は非常に混乱した。大老井伊直弼は、わが国の将来を考えて安政5年(1858)6月開国を断行、これに調印し外国と修交を結んだのである。この大偉業をなしとげた直弼も大老の心情をくむことのできなかった人々によって安政7年(1860)3月3日桜田門外で春雪に血を染めて消えた。時に46歳であった。
この銅像は、井伊直弼が最後の官職であった正四位左近衛中将の正装をうつしたのもである。


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