|
1通
井伊直弼筆
縦16.0cm 横124.0cm 江戸時代
天保5年(1834)、大名の養子候補として江戸へ出府中の直弼が、 候補の選にもれ部屋住となった彦根の屋敷を「埋木舎」と名づけた心境 や人生観を述べたもの。 一般に「埋木舎之記」とよばれ、ほぼ同文の清書があったようだが所在不明。本書は「うもれきの屋の言葉」と題された草稿である。
前段に記した
「さつ事もうきも聞かしや埋木のうもれて深きこころある身ハ」
という和歌に、失意のうちにも埋木のように朽ち果てることなく、「なすべき業を」なし遂げようという深く静かな決意が凝縮されている。
|
※この頁の内容の著作権は彦根城博物館に属します。 |